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妊娠中のヘッドスパが危険な理由4選!押してはいけないツボも

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や体型の変化などにより、心身ともに様々な変化が起こります。
そのため、「リラックスしたい」「むくみを解消したい」と感じ、ヘッドスパに興味を持つ方もいるかもしれません。

しかし、妊娠中は通常時とは異なるため、ヘッドスパを受ける際には注意が必要です。
この記事では、妊娠中のヘッドスパが危険と言われる理由と、安全に過ごすためのポイントを解説します。

妊娠中のヘッドスパが危険と言われる理由4選

ビックリマーク
妊娠中のヘッドスパが危険と言われている理由としては、具体的に以下の4つの理由があります。

1.頭皮への刺激による体調の変化

妊娠中は、つわりやホルモンバランスの急激な変化により、体調が不安定になりやすい時期です。
ヘッドスパで行われるマッサージやアロマの香りは、通常時であればリラックス効果をもたらしますが、妊娠中は体調に影響を与える可能性があります。

例えば、強いマッサージは体への負担となり、つわりを悪化させたり、お腹の張りにつながることも考えられます。

また、香りに敏感になっている時期でもあるため、アロマの香りが気分を悪くさせる可能性もあります。

2.特定のツボへの刺激による影響

東洋医学では、特定のツボを刺激することで、体の様々な機能に影響を与えると考えられています。

その中には、子宮収縮作用があるとされるツボも存在し、妊娠中にこれらのツボを強く刺激することは、早産や流産のリスクを高める可能性があるため避けるべきです。

特に注意が必要なツボとして、「肩井(けんせい)」、「合谷(ごうこく)」、「三陰交(さんいんこう)」などが挙げられます。
「肩井」は肩の上、首の付け根と肩先の真ん中あたりに位置し、「合谷」は手の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分に位置します。
「三陰交」は内くるぶしから指4本分上のところに位置します。

これらのツボは、ヘッドスパを受けるかどうかに関わらず、妊娠中は特に刺激を避けるようにしましょう。

3.長時間同じ体勢を保つことによる負担

ヘッドスパの施術では、仰向けやうつ伏せなど、長時間同じ体勢を保つ場合があります。
妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて、これらの体勢が体に負担をかけることがあります。

特に、仰向けの状態は、大きくなった子宮が下大静脈を圧迫し、血圧の低下や吐き気などを引き起こす「仰臥位低血圧症候群」を引き起こす可能性があります。

仰臥位低血圧症候群は、SHSと略され,妊娠末期の妊婦や下腹部腹腔内腫瘤の患者が仰臥位になった際,妊娠子宮や腫瘤が脊柱の右側を上行する下大静脈を圧迫し,それにより右心房への静脈還流量が減少するため,心拍出量が減少し低血圧となるもの。多くの場合,妊娠末期の妊婦が帝王切開の準備のため腰椎麻酔をおこなった後に生じやすい。突然にショックとなり,頻脈,悪心・嘔吐,冷汗,顔面蒼白などの症状を呈する。

引用元:一般社団法人 日本救急医学会

また、うつ伏せは、お腹への圧迫が大きいため、妊娠中は避けるべき体勢のひとつです。

4.アロマオイルによる影響

ヘッドスパでは、お店によって、あるいは施術メニューによってアロマオイルを使用することがありますが、妊娠中は使用を避けるべきアロマオイルがあります。

例えば、セージ、ローズマリー、ジャスミンなどは、子宮収縮作用があるとされ、妊娠初期は特に注意が必要です。

また、アレルギー体質の方は、通常時でもアロマオイルに反応することがありますが、妊娠中はさらに過敏になっている可能性があるため、注意が必要です。
安全に使用できるアロマオイルもありますが、自己判断で使用せず、専門家(医師やアロマセラピスト)に相談するようにしましょう。

妊娠中でも安全にヘッドスパを楽しむためのポイント

妊娠中の女性
妊娠中でも、体調に配慮すればヘッドスパを受けることは可能です。

ただし、いくつか重要なポイントがあります。
まず、施術を受ける前に必ず担当医に相談し、ヘッドスパを受けても問題ないか確認しましょう。

医師の許可を得られた場合でも、妊娠中であることを施術者に伝え、施術内容について十分に相談することが大切です。
マッサージは、強く揉んだり、ツボを強く押したりするのではなく、優しく撫でるようなソフトなマッサージにしてもらうように伝えましょう。

また、施術時間も短時間にとどめ、長時間同じ体勢を保つことのないように配慮してもらいましょう。
サロンを選ぶ際には、妊婦への施術経験があるか、妊婦に配慮したメニューがあるかなどを確認することも大切なポイントです。

妊娠中のリラックス方法|ヘッドスパ以外にもおすすめ

妊娠のイメージ
妊娠中は、ヘッドスパ以外にもリラックスできる方法があります。

例えば、アロマテラピーは、安全なアロマオイルを選べば、自宅でも手軽にリラックス効果を得られます。

柑橘系(オレンジ・スイート、グレープフルーツなど)やフローラル系(カモミール・ローマン、ラベンダーなど)は、一般的に妊娠中でも安全に使用できるとされていますが、必ず専門家(医師やアロマセラピスト)に相談してから使用するようにしましょう。

また、無理のない範囲でのストレッチや、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることも、心身のリラックスにつながります。

その他、音楽を聴いたり、好きな本を読んだりする時間を作るなど、自分に合ったリラックス方法を見つけて、穏やかなマタニティライフを過ごしましょう。
不安なことがあれば、助産師などの専門家に相談することもおすすめです。

まとめ

妊娠中のヘッドスパは、体調や使用するアロマオイル、施術方法によっては、体に影響を与える可能性があります。

この記事で解説した危険性や注意点をしっかりと理解し、安全に楽しむためのポイントを守るようにしましょう。

最も重要なことは、施術を受ける前に必ず医師に相談することです。

不安な場合は、ヘッドスパ以外のリラックス方法を試すことも検討しましょう。

穏やかなマタニティライフを過ごせるよう、しっかりと準備を整えてください。

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